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サメ軟骨につぐ、新しい血管新生阻害物質−GCP−
GCPとは・・・
GCP 瓶 日本をはじめ中国、東南アジアの人々は乳がんや大腸がん、心疾患、更年期障害、骨粗鬆症などの罹患率が低いことが疫学的調査から知られている。

アジア人は大豆製品を日常的に多く摂取しており、その中に含まれるイソフラボンがその健康と大きくかかわっていると考えられている。
イソフラボンは大豆やその他のマメ科植物中に含まれる微量成分として、天然には配糖体で存在している。

配糖体は消化管で吸収されにくく、アグリコンのほうが良く吸収されると一般に考えられている。

通常、摂取されたイソフラボン配糖体は胃酸により一部加水分解されたり、腸内細菌が産生するβ−グルコシターゼによって酵素分解される。
 
いくつかの担子菌類はβ−グルコシダーゼを産生することが知られている。このことから、イソフラボン配糖体を担子菌類と発酵することにより、担子菌類が培養中に産生するβ−グルコシダーゼによってそのアグリコンに変換することが可能であると考えられる。

さて、腫瘍の成長は血管新生のプロセスに依存していて、ゲニステインは血管新生の抑制やがん細胞の増殖抑制するという報告がある。
GCPは、大豆由来のゲニステインと担子菌多糖類を含む天然抗腫瘍物質です。
ゲニステインとは、今、世界中で注目されているイソフラボンの一種です。
主にマメ科植物中にゲニスチン(配糖体)という形で存在しており、そのままでは吸収されにくいといわれています。

GCPはきのこの一種である担子菌との発酵によりゲニスチンをゲニステイン(アグリコン)という吸収されやすい形に変換し、さらに担子菌の産生する生理活性物質を含んだまったく新しい機能性食品素材です。

お気軽にお問い合わせください。 TEL0120−34−2210

ゲニステイン高含有担子菌多糖により血管新生抑制及び抗腫瘍効果
Inhibition of angiogenesis and tumor growth by genistein concentrated polysaccharides(GCP)

【目的】 ゲニステインが担子菌抽出物の抗腫瘍効果を増強するかどうかを明らかにするためにイソフラボンアゴリコンと担子菌混合培養抽出物(Genistein Concentrated Polysaccharide, GCP, 以下GCPを略称)を用いて血管新生効果抑制及び担癌マウスに対する抗腫瘍効果を検討した。
【方法】 大豆イソフラボン製剤は担子菌と混合培養しβグルコシダーゼによりアグリコン化凍結乾燥粉末GCPを調製した。CAM法または背部皮下移植法血管新生測定法を用いて、GCPによる血管新生抑制効果を調べた。形成された血管の写真を画像処理し血管の面積率を計測した。B16マウスメラノーマ細胞をC57/BLマウスまたはS−180サルコーマ細胞をddyマウスの背部皮下に移植し、GCP(1g/kg体重)を担癌後2〜3週間経口投与後、解剖して腫瘍重量を測定した。
【結果】 CAM法または背部皮下移植法においてGCP処理群が高い血管新抑制効果を示した。GCPを摂取した担癌マウスにおける腫瘍重量は対照区に比べて有意に低い値を示し、抗腫瘍効果が確認された。
Keyword:genistein concentrated polysaccharides, tumor angiogenesis
第59回日本癌学会総会記事より